シーズン6の中盤までは普通のガルーラスタンを使い1850くらいまで上げましたが、メタ対象にされるポケモンを多く含むPTだったので高レート帯では通用しませんでした。そんな時2好きさんという方がガルーラスタン偽装の滅びPTをブログに載せ、とても感銘を受けたので自分好みに変えて使ってみることにしました。
【全国ダブル】ガルゲン滅び【XY】 - 今日も2好きは元気いっっぱい!
戦績としては最終日に1802からスタートして勝率82%で1947に到達。その後苦手なPTを連続で引いてしまいここで18時を迎え最終レートは1912。ギリギリ100位圏内というところでしょうか…。終盤にもう少し時間が取れれば上を目指せただけに残念です
個別解説(上から採用順)
【191-115-122-x-100-156 陽気 H84 B172 S252 せいしんりょく】
ほえる/かなしばり/ねこだまし/まもる@のんきのおこう
メガガル偽装の精神力ガルーラ。遊び心が溢れ過ぎた結果お香まで持っちゃった(v´∀`*) イエーイ♪
まあちゃんと採用理由はあって、基本選出の他3体が格闘耐性があることや対面からガルーラが技を被弾する場面は少ないと感じヨプでの採用に疑問を感じていました。そこで擬似的に生存力をあげるお香を採用することに決めました。もしマリルリにオボンが要らないなら間違いなくガルーラにオボンを持たせていたと思うので消去法で決まったものだとご理解ください。この型、技構成も疑問を感じてる部分があるので下記で考察してます。
配分は初手ガルーラミラーで相手のガルーラを止める選択肢を持てて、上から金縛りを打つ機会を増やせる最速(特に準速眼鏡サザンドラやメガサーナイト辺りを意識)。残りを意地っ張り霊獣ランドの馬鹿力確定耐え、陽気化身ボルトの珠馬鹿力最高乱数切り耐えのB寄りに振りました。
【159-x-109-190-115-200 臆病 H188 B68 S252 かげふみ】
シャドーボール/ほろびのうた/みがわり/まもる@ゲンガナイト
襷ゲンガーに偽装した滅びメガゲン。
アローやガブの前でも動かせるようにB寄り配分。詳しくは下記の図太いメガゲンを参照。
【206-70-124-x-121-49 生意気 H244 B188 D76 そうしょく】
ダイビング/ほろびのうた/ひかりのかべ/まもる@オボンのみ
後続に置き2回目の滅びを打つ役。特に説明することのない強さですがとにかくダイビングが強い!この一言に尽きますね。
配分はC特化ニンフィアの眼鏡ハイボをオボン込み2耐え残りB。ラスト2:2の場面でこいつの滅び判定で勝つことが非常に多いため最遅。
【195-165-143-125-114-86 呑気 H244 B156 D108 いかく】
だいちのちから/いわなだれ/がんせきふうじ/とんぼがえり@とつげきチョッキ
最強のクッションポケモン。主に2ターン目に後投げしてからとんぼ返りで影ふみの継続を狙います。本家様ではヤチェ持ち封印型でしたが、PT単位でニンフィアのハイボやリザYの熱風などの高火力範囲技に押し切られる事が多かったのでそれらにも後だし出来るようにチョッキの採用を決めました。守るがあれば勝てたと後悔した試合は1試合のみなのでこの型を選んで正解でした。
配分は控えめリザYの晴れダブルダメ熱風2耐え、C特化ニンフィアの眼鏡ハイボ2耐え、A特化メガクチートの威嚇込みじゃれつく2耐え、後攻とんぼ返りでメガゲンガーに負担をかけない為に最遅。
【221-x-103-105-132-31 生意気 H252 B100 D156 さいせいりょく】
ギガドレイン/キノコのほうし/いかりのこな/まもる@だっしゅつボタン
雨パなどランドロスが選出できない場合のクッション役と対トリルを担う駒。ただし脱出ボタンというアイテムの性質上相手に攻撃されないとクッションにさえならない為扱いは非常に難しかったです(選出率は10%以下)。この枠を別のポケモンに変える案もあったのですが、ガルーラスタンに偽装するという点ではこいつに勝る見せポケは存在しないのでこのままで。
配分は役割的にD寄りでBを意地っ張り霊獣ランドロスのダブルダメ地震2耐えまで振ってあります。(流用)
【175-186-131-x-120-124 陽気 A252 B4 S252 すなおこし】
ストーンエッジ/かみくだく/れいとうパンチ/ばかぢから@こだわりスカーフ
上記できついゴーストタイプに対する駒で広範囲技によって数的有利の状態を作り出すポケモン。他のポケモンでは代用が利かない最大の理由は砂ダメージによってゲンガーやシャンデラ等の襷持ちゴーストタイプを1ターンで倒せる点です。襷で耐えられて鬼火を打たれたりトリルを張られても残数で有利を取れれば一気に優勢になれます。
滅びパを使うにあたり対ゴーストと対ファイアローは常に障壁となるのでその選出抑制にもなっているつもりで、選出画面でスタン系のPTに偽装出来るようにも期待しての採用です。メガゲンとあわせて天候を奪うのも強かった。
性格はゲンガーを抜ける陽気一択でH252メガゲンガーを確定で落とせるA252も削れないのでASぶっぱ。
PT解説
基本選出は+で先発後発も固定(この選出が9割くらい)
①初手猫だまし+滅びの歌
②ガルーラをランドに引きメガゲン守る
③ランドとんぼ選択メガゲン引き
④両守るで相手滅ぶ
⑤残数で有利なはずなので滅び守るを駆使しながら時間を稼いで勝ち
初手の猫だましは基本的にメガゲンに有効打があるやつに打ちますが、アローや霊獣ランド、霊獣ボルトは拘っている事が多く次のターンに滅びパと分かってからとんボルを選択されるので注意しましょう。
ランドロスのとんぼ返りは相手から見てバレバレなので味方に打つことで両守るを回避しながら影ふみを継続させる事が出来ます(2好きさんの記事で学び、実戦でもかなり生かされました)。
改善案
恐らくこっちのほうが強いと思われるけど実践できる時間が無かった案です。
【207-115-100-x-106-156 陽気 H212 D44 S252】
カウンター/かなしばり/ねこだまし/まもる@ヨプの実
本家に近い配分です。Bに振らないのは意地っ張り霊獣ランドの馬鹿力が最低98ダメージになりH振りのランドも確実にカウンターで落とすためです。カウンターで初手から数的優位の状況を作ったり、ほえると違いラスト2体にした時に腐らない点が優秀かなと。結局このガルーラも生存率を上げて猫だましの回数を稼ぐのが勝利への鍵なので総合耐久をあげるH振りが優れているのは明らかですね・。・
【167-x-132-191-125-153 図太い H252 B156 C4 D76 S20】
意地っ張り霊獣ランドロスのダブルダメ地震を最高乱数切り耐えする調整です。
たとえばvsのような対面の時にランドが地震を打ってくる場合があります。先ほど話した通りランドロスには極力猫だましを打ちたくないためボルトに打つとします。そうするとメガゲンガーは地震を耐えられずそのまま負けが確定します(実際に1度だけこのような試合がありました)。
結局のところメガゲンが被弾するのは最初のターンのみ(※実際には2回目の滅びを打つタイミングでも被弾するが、相手が2体となっている為影ふみが必要無いのとマリルリの滅びから展開するパターンもあるため特に考慮しない)なので耐久に振って行動保障をする方が強いと思いました。ただ相手のメガゲンに同速勝負をしかけて勝った試合もあるので実際に回してみないと優劣はつけられませんね。ちなみにこの配分だとスカーフでない霊獣ランドに初速で抜かれているため初手とんぼ返りをされた際に後続に滅びを入れられるのもメリットですかね。
技構成に関して、初手に猫だまし+滅びの次のターンにメガゲンが放置されることが多々あった(いわゆる高レート勢や有名強者は全員ガルーラ方面に集中してきました)ので相手を妨害する技である催眠術や怪しい光、威張る辺りを採用してもいいのかなと。
→【141-194-120-x-90-122 意地っ張り H4 A252 S252】
はたきおとす/アイアンヘッド/ふいうち/まもる@命の珠or気合の襷
バンギをキザンにすることでギルガルドの処理が早まり初手霊獣ランドロスを牽制出来ます。ただし残数有利を取れるほどの範囲が無いため劣るかなと。ギルガルドが物凄く流行っている環境ならこちらを選択したかもしれません。
ダブル勢と仲良くしたいので興味を持たれた方は@030_bitchをフォローお願いします!
以上で解説を終わります。長々とお付き合い頂きありがとうございました!